リフォーム時期①
戸建て住宅、マンションともに何年も住んでいると色んな所に痛みや破損が出てきます。
マンションの場合は戸建て住宅のように家主だけで全て決められるものではないので、他の住民のかた(組合等)に確認が必要な場合がございますが、戸建て住宅の場合は基本リフォームは家主に任せられます。
実際10年、20年と住むと色々な個所をリフォームや修繕工事などをしていないといけませんが、実際どれくらいの期間を目安にしたらいいかというのはなかなか判断が難しいですよね。
そこであくまで目安にはなりますが、どれくらい時期を目途にリフォームを考えていけばいいか参考にしてみてください。
■外壁・屋根
外壁や屋根については住んでいる地域の気候や環境に大きく左右されます。例えば海近郊に住んでいる、雨の多い地域に住んでいる、豪雪地域に住んでいるなど当然住んでいる環境によって外壁や屋根の破損や傷みの状況も変わってきます。
一般的には外壁塗装の寿命は長くても10~20年(塗料の種類にもよりますが)くらいと言われており、環境によって5~6年で塗り直しが必要な場合もあります。
屋根も同様で日本瓦、ガルバリウム鋼板、スレート、セメント瓦、トタンなど屋根の種類によって年数は大きく異なります。例えば最も長い日本瓦などであれば30~60年くらいはもつと言われているので、住んでいる間に1回でも補修工事をすれば十分だと思いますが、他の素材も基本的に何十年と耐えられるものなので、1度、多くても2度くらいの補修で大丈夫かと思います。
ただし、塗装は定期的に行ってもいいでしょう。